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DM喫茶 あまやどり

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リセットカード。

リセットカード(りせっとかーど)
意味:クリーチャーやマナを全て場から取り除く効果の総称。
《アポカリプス・デイ》《神々の逆流》など重い呪文が多い。(用語解説より抜粋)

決闘の流れをガラリと変える力のあるリセットカード。
ボルバルで決められそうになろうが、《アポカリプスデイ》でピンチを切り抜ける。
相手がマナの数に物を言わせて、超呪文を放つ準備をしようとも、《神々の逆流》によって全てを無に帰す。

今回は、そんなリセットカードについて考えます。

まず、「リセットカード」に当たるカードとは何か。
用語解説にも書かれていますが、《アポカリプスデイ》《神々の逆流》などが一般的です。
《リアリティ・ヴォイド》と《魔天降臨》のコンボも、「リセットコンボ」に入りますね。

そして、リセットカードの利点。
それは、どんな状況も打破する効果です。

上の例にもありますが、一気に自分が優位に立つことのできるカード。それがリセットカードなのです。


また、リセットカードは、コンボにもよく使われます。
俗に言う「ロックデッキ」ですね。
「《神々の逆流》を撃った後、《アクアフェンサー》でマナを貯めさせない」。
「《アポカリプスデイ》を撃った後、《バザガジールドラゴン》でクリーチャーを並べさせない」など、強力な物ばかり。
決まれば勝ちも同然ですね。

ですが、どんな物にも弱点はあるもの。
「決まれば勝ち」の威力の変わりに、「使いづらい」という致命的な弱点。

どんなコンボデッキにもいえますが、ハンデスや《ロストチャージャー》で、どれか一枚破壊されてしまえばそこで終了。
威力は高いのですが、その反面打たれ弱い。
まさにガラスの剣。諸刃切り。
決まれば勝ち。決まらなければ負け。

今は、《バジュラズソウル》「速攻デッキ」などの相手に何もさせないカードが流行っている世の中。
このようなロックデッキは、可哀想なことに日の目を見ないでしょう。


では、リセットカードの代表格、《アポカリプスデイ》と《神々の逆流》。
どちらの方が強いのでしょうか。

《アポカリプスデイ》は場を、《神々の逆流》はマナを一掃します。
そのため、《アポカリプスデイ》を撃った後では、場にいたクリーチャーを使ってロックすることができません。
《神々の逆流》を撃った後では、マナを使ってロックすることができません。

《アポカリプスデイ》ではマナには被害が及ばないので、撃った後からでもクリーチャーを並べられますが、《神々の逆流》ではそうもいきません。

さらには、《神々の逆流》を撃っても、相手の場には被害無し。
残っているクリーチャーで押し切られることもあります。

さらにさらには、《アポカリプスデイ》にはS・トリガーがついています。
ここぞの時に、発動しやすいのは《アポカリプスデイ》。

さらにさらにさらにはコストの重さ。
《神々の逆流》が9マナなのに対し、《アポカリプスデイ》は6マナ。
使いやすさが全然違います。

《神々の逆流》は面白いカードなのですが、《アポカリプスデイ》の破壊力、使い勝手には勝てそうにありません。

まとめ:1.リセットカードは決闘をガラリと変える力を持つ。
    2.リセットカードは、ロックデッキによく使われる。
    3.ロックデッキは、威力はあるが打たれ弱い。ガラスの剣。
    4.《神々の逆流》よりも、《アポカリプスデイ》の方が、破壊力、使い勝手共に、勝っている。


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